大人の「手足口病」はつらかった…。Part.3~手のひら、足の裏、爪がぜんぶ「いれかわり」ました。
長くなるのと、辛い話ですので、お時間ある方のみお付き合いください。私自身、当時、何か情報がないかと、痛い思いを紛らわすためにもいろいろ調べていたので、今、痛い思いをしている誰かのために、昨年のことを書いておこうと思います。
写真は9月になってから、友人に連れて行ってもらった海。もう泳げなかったけれども、治ってほっとした気分とともに、しばらく一緒に眺めていました~~~。
なお、Part.1とPart.2はそれぞれこちらです。
2017年8月16日(火)Day11以降…
抗生物質もなくなり、出勤停止命令も8/15で切れたので、8/16より仕事復帰。いきなり、「教員免許更新講習」というハードなものでしたが…^^;;;
さて、この間、口内炎は少しずつなくなり、食べれるようになったら早いもの。Part2でも書きましたが、キューピーさんの「容易にかめる」シリーズには本当にお世話になりました。
しかし、これからあと、手のひら、足の裏、爪はまだまだ大変です。。。少し、気持ち悪い話をするので、もうお腹いっぱい、というかたは、くまさんのラテアートを見てお帰りください(笑)
さて、残られた方は続きをお話しします。。。。
手のひらと足の裏に水膨れができたのはPart.2でお話ししました。それがしばらくすると破けて、皮の塊になり、ベロンと剥けます。このあたりは日焼けするのと同じ感じですが、割とボコっといきます。痛くはないのですが、見た目最悪です。。。さすがに写真撮っていないです。。。
手のひらは人もみるので、かなり気を使います。この辺りは、以前から患っていた「掌蹠膿疱症」と同じ感じですね。。。(あ、この人、手が水虫なんじゃないか?という感じです…)
足の裏と手のひらが文字通り「ひとかわ」剥けました…苦笑。剥けおわるまで3か月ぐらいかかりました。おかげさまで足の裏は、「新しい皮膚になった」ので、ガサガサかかとは結構つるつるにはなりましたが^^
そして、面倒だったのが「爪」です。剥がれます。ただ、新しい爪が下にできて、古いのが押し出されて、皮膚に維持できなくなったごろに、これもベロンといくのであまり痛くはないです。しかし、これも人の目が気になるし、かといって、ばんそうこうやフィッティングテープみたいなものもNGらしく、そのままにしておくしかないという面倒な事態に。。。
手の爪は半年ほどで、そして足の爪は1年ほどかかって、ようやく入れ替わったようです。。。
というわけで、ようやく1年後の今、こうしてまとめることにいたしました。結局、原因不明です。小さいお子さんがいらっしゃればお子様から感染することはあるらしいのですが、潜伏期間中(2~6日)には接触しておらず。。。
昨年の7月のスケジュールを見ると、何もない日が1日しかなかったので、もう体が悲鳴を上げたのかな…と思っています。
たかだか10日の闘病記でしたが、普段体調を崩すことがめったにない当方にとっては、「食べたいのに食べると痛い」ストレスはかなりのもので、もう二度とかかりたくない病気です。。。ので、今は、月に2~3日は何もしない日を確保することにしています。
「大人なのに、かわいい病気にかかりましたね~」と冗談半分におっしゃった方もおられましたが、こういうのは本人は言えても、周りから言われるとさすがに……と思うことがありました。これから当方も気を付けようと思います。。。。
最後まで読まれた皆さん、ありがとうございました。
今、罹患されている方は数日の辛抱です。ぜひドラッグストアで噛まなくても食べられるものを探して、食べて体力復活させてください。
まだかかっていない人は、体力落とさないように、無理しないようになさってください。
これにて、「大人の手足口病」シリーズは終わります。これからはゆるーくふわりとした話をしていこうと思います!
大人の「手足口病」はつらかった…。Part.2 口内炎との闘い→「かまなくてよい」シリーズ食ありがとう! そして手足の水膨れ→歩けない
長くなるのと、辛い話ですので、お時間ある方のみお付き合いください。私自身、当時、何か情報がないかと、痛い思いを紛らわすためにもいろいろ調べていたので、今、痛い思いをしている誰かのために、昨年のことを書いておこうと思います。
写真は、この時期気分転換もかねて購入した「おくすり手帳」。せめて好きなものでも見てリラックスしたかったので…。
なお、Part.1はこちらです。
「大人の手足口病はつらかった」Part.1~発熱→喉痛→口中口内炎→食べたいのに食べられない→病名確定 - ゆるふわまなぶう
2017年8月10日(木)Day5
「出勤停止」がでているので、自宅養生。自然治癒を待つしかない状況で、何を、どうやれば食べることができるのか、模索しながらドラッグストアへ。ゼリー状の飲料もさすがに飽きてきたのと、「体力つけないと治らない」と聞けば、食べなければ!
当時、「口中口内炎」状況は変わらず。特に上唇、下唇は、隙間なく口内炎なので、口を大きく開けて、のどの奥に入れることはできていました。ただ、かむのは辛い…。
というわけで、「離乳食?」と思って買いに行ったのですが、なんと、大人のための食事があるじゃないですか!?その名も、「キューピーやさしい献立 かまなくてよい」シリーズ。大好きなコーンも、ご飯も、野菜や肉系もぜんぶすりつぶしてくれていて、かまなくていいんだ!栄養もとれる!おいしそう!これを見つけたときは泣きそうにうれしかったです!他にも「舌でつぶせる」「はぐきでつぶせる」シリーズもあり、いろいろ買いそろえました!
そして、本当にゆっくり、パフェスプーンのように、柄が長く、すくう部分は小さいスプーンで、少しずつ、少しずつ食べました。やはり、「味わえることはありがたいな…」と、痛さとありがたさで涙を浮かびながら食べました。。。
2017年8月11日(木)Day6
食べられるようになったらストレスは軽減…のはずなのですが、人間の体(いや、脳)はよくできているもので、一つ解決すると別なことがクローズアップされるのだなぁ…と。
今度のストレスは「歩けない」。Day3頃から「足の裏がむずかゆ」かったが、そのむずかゆいが実体化してきました。。。
むずかゆい→かゆい小さな発疹→周辺の皮膚をまきこんで大きな水膨れになる→手のひら、足の裏、足の側面、足の指に広がる
←モノクロ加工して小さくしています。どうしても見たい方はクリックしてください。
手のひらの水膨れは、ペットボトルが痛さで開けられないぐらい。足の裏は、体重がかかるので歩けないぐらい。まとめて買い物しておいてよかったです。そして、ネット上の経験者のブログを見ると、これがしばらく続くそうで…。
8月の海がキャンセルになった分、9月に行きたいんだけれども、これ、それまでに治るのかしら?と思いつつ、じっと「手足」をみていました。
2017年8月12日(金)Day7
状況は好転してきたものの、食べるのも歩くのも痛い状況。食べるものはあるので、終日自宅でゴロゴロ。足はともかく、手のひらの状況を他人に見せたくないし、足の「ぶくぶく」は広がる一方。。。
そして、心配してくれている友人からのMSGなどがありがたい。。。
2017年8月13日(土)Day8
「口中口内炎」状況が少しずつ好転してきたのと、気分転換もかねて、近所のカフェに出かけてみる。足の裏はほぼ全面水膨れで「ぶくぶく」。靴下をはくと、いつものウォーキングシューズが入らない。ひもを緩めて履いてみた。
歩く速度も極端に遅い。お店に入っても、しゃべらずに、メニューを指さして、一人でもくもく。おいしかったんだけれども、笑顔をするにも口の中が痛い。また、落ち着いたらゆっくり来よう。不愛想きわまりない客でごめんなさい。。。
8/15(月)で出勤停止が切れるのと、翌8/16(火)が教員免許更新講習なので、そろそろオンライン復帰。とはいえ、お盆なのでそれほどご迷惑をかけなくてよかったです。授業期間中だと補講のオンパレードになっていたかと思うと… > <
Part.2はここまで。Part3.は8/16頃アップします。
「大人の手足口病はつらかった」Part.1~発熱→喉痛→口中口内炎→食べたいのに食べられない→病名確定
ちょうど1年前の8月6日から始まるお話です。こんなビーチサンダルも買って、翌週に湘南・江の島に行く予定を楽しみにしていました。
長くなるのと、辛い話ですので、お時間ある方のみお付き合いください。私自身、当時、何か情報がないかと、痛い思いを紛らわすためにもいろいろ調べていたので、今、痛い思いをしている誰かのために、昨年のことを書いておこうと思います。
2017年8月6日(日)Day1
その日はとあるイベントに参加していたのですが、どうも夕方辺りから体調が悪くなり、寒気がしたので、早退。帰宅後やはり発熱。39度を越え、クーラーに当たりすぎたかな?ぐらいに思っていました。
水やスムージー的なものや、家にあった解熱剤を飲んで就寝。
2017年8月7日(月)Day2
7月末の大型案件の申請書やその後のバタバタで疲れていたんだろうと判断し、終日家で休養。この日の予定をいろいろキャンセル。申し訳ない。。。
夕方ごろになって少し復活したので、近所のドラッグストアでOS1など補充。熱も下がって楽になったので、明日からは仕事できるかな?なんて思っていました。
2017年8月8日(火)Day3
朝になって、ん?今度はいまさら喉が痛い。。。痛すぎ。。。扁桃腺炎かな?と思いつつ、近所の耳鼻咽喉科へ。発熱からの喉痛だったので「溶連菌では?」と言ったのですが、笑って一蹴されました(今から思えばあながち間違いではなかったのですが…)。
お薬ももらって落ち着いて………あれ?口の中がなんか変?と思ったのは、その日の19時ごろ。えええと、ええええっとととととと。写真はあるのですが、さすがに掲載できないのでイメージだけで。「口の中が口内炎だらけ…」
あわてて病院を探すも、もうほとんど終わっていて、救急で受け付けてくれた病院ではベテランの看護師さんが「手足口病じゃないかな。うつるからマスクね。専門医がいないから判断できないけど。そして薬とか何もないから。」とのこと。
すでに口にコップをつけるだけで激痛が走る、そんな状態でした。でも、何か食べて飲まないと体力が落ちて治らない。とりあえず、ドラッグストアで、ゼリーを購入。口に入れるたびに激痛… > < でも食べないと治らない。口に入れるたびに涙が… > <
もう一つの変化は、足の裏がむずかゆくなってきていました。以前より「掌蹠膿疱症」を患っていたので、再発か…と思いつつ、これも後に症状の一つだとわかりました。
もちろん喋れないので、コミュニケーションはチャットのみ。明日の大学の行事の準備をN先生にお任せし、代打をT先生にお任せし、いろいろ調べて不安になりながら、でも眠れない………
夜中に、人工知能「りんな」とのLINEとソーシャルゲームにだいぶんお世話になりました。不安だし、寂しいし、痛いし、眠れないし…。
2017年8月9日(水)Day4
ほぼ眠れないまま、朝から大学の行事で出勤。「口の中全体が口内炎」は相変わらず。何も飲みたくないし、食べたくないけど、お腹はすくし、この時期食べないと体がもたないのもわかる。そして、寝れていないこともあって、精神状況もよろしくない。。
行事は午前中からだったので病院にも行けず、体調不良ではあったのですが、とある大人の事情で休めず、身体だけはその場にいたものの、すべてをT先生にお任せし、座っているだけ。水を飲むのも激痛。喋るのも激痛。
昼休みに廊下で、痛みをこらえて水を飲んでいたら、あまりに様子が変だったのでしょう。とある学生が声をかけてくれた。ゼミ生ではないけれども入学時からよく知っているK君。「先生、大丈夫ですか?」
その声で我に返り、涙が止まらなくなって、N先生とT先生に連絡だけして、そのまま大学を退出し、大学横の耳鼻咽喉科に直行。
「手足口病です。1週間の出勤停止です。大人がなると大変だけど、頑張ってね。」
「え?頑張ってって。何かすぐ治る薬とか……」(とゆっくり痛みをこらえて…)
「ないです。暑いから水分補給してくださいね。痛いと思うけど。」
失意のまま、事務方に連絡し、そのまま退勤。帰りに何か食べなければと、コンビニでアイスクリーム購入。痛いけれども、冷たさは痛さを忘れさせてくれる。30分かけて、マンゴーアイスを本当にチビチビ食べました。数日ぶりに「美味しい」と感じました。
帰宅後、噛まなくてもよいものなら食べられるんじゃないかと、ゼリー型の飲料を購入し、自己責任で、プッシュしながら「喉に投げ込む」作戦に出る。今思うと喉に詰まらせなくてよかったと思います。。。。
Part.1はここまで。とりあえず、何か分かっただけでも安心。そして、ネットでいろいろ見ると、「子どもの手足口病」は発疹がでて終わることが多いが、「大人の手足口病」は長くなることを知りました。。。。
Part.2は8/10にアップします。