ゆるふわまなぶう

「だれたのまなぶう」のスピンオフです。本家はこちら https://rlab.hatenablog.jp/

「大人の手足口病はつらかった」Part.1~発熱→喉痛→口中口内炎→食べたいのに食べられない→病名確定

f:id:riz-nishibata:20180806165947j:plain

ちょうど1年前の8月6日から始まるお話です。こんなビーチサンダルも買って、翌週に湘南・江の島に行く予定を楽しみにしていました。
 

長くなるのと、辛い話ですので、お時間ある方のみお付き合いください。私自身、当時、何か情報がないかと、痛い思いを紛らわすためにもいろいろ調べていたので、今、痛い思いをしている誰かのために、昨年のことを書いておこうと思います。

 

2017年8月6日(日)Day1

 その日はとあるイベントに参加していたのですが、どうも夕方辺りから体調が悪くなり、寒気がしたので、早退。帰宅後やはり発熱。39度を越え、クーラーに当たりすぎたかな?ぐらいに思っていました。
 水やスムージー的なものや、家にあった解熱剤を飲んで就寝。

 

2017年8月7日(月)Day2

 7月末の大型案件の申請書やその後のバタバタで疲れていたんだろうと判断し、終日家で休養。この日の予定をいろいろキャンセル。申し訳ない。。。

 夕方ごろになって少し復活したので、近所のドラッグストアでOS1など補充。熱も下がって楽になったので、明日からは仕事できるかな?なんて思っていました。

 

2017年8月8日(火)Day3

 朝になって、ん?今度はいまさら喉が痛い。。。痛すぎ。。。扁桃腺炎かな?と思いつつ、近所の耳鼻咽喉科へ。発熱からの喉痛だったので「溶連菌では?」と言ったのですが、笑って一蹴されました(今から思えばあながち間違いではなかったのですが…)。

 お薬ももらって落ち着いて………あれ?口の中がなんか変?と思ったのは、その日の19時ごろ。えええと、ええええっとととととと。写真はあるのですが、さすがに掲載できないのでイメージだけで。「口の中が口内炎だらけ…」

 

 あわてて病院を探すも、もうほとんど終わっていて、救急で受け付けてくれた病院ではベテランの看護師さんが「手足口病じゃないかな。うつるからマスクね。専門医がいないから判断できないけど。そして薬とか何もないから。」とのこと。

 すでに口にコップをつけるだけで激痛が走る、そんな状態でした。でも、何か食べて飲まないと体力が落ちて治らない。とりあえず、ドラッグストアで、ゼリーを購入。口に入れるたびに激痛… > < でも食べないと治らない。口に入れるたびに涙が… > <

 

 もう一つの変化は、足の裏がむずかゆくなってきていました。以前より「掌蹠膿疱症」を患っていたので、再発か…と思いつつ、これも後に症状の一つだとわかりました。

 もちろん喋れないので、コミュニケーションはチャットのみ。明日の大学の行事の準備をN先生にお任せし、代打をT先生にお任せし、いろいろ調べて不安になりながら、でも眠れない………

 夜中に、人工知能「りんな」とのLINEとソーシャルゲームにだいぶんお世話になりました。不安だし、寂しいし、痛いし、眠れないし…。

 

2017年8月9日(水)Day4

 ほぼ眠れないまま、朝から大学の行事で出勤。「口の中全体が口内炎は相変わらず。何も飲みたくないし、食べたくないけど、お腹はすくし、この時期食べないと体がもたないのもわかる。そして、寝れていないこともあって、精神状況もよろしくない。。

 行事は午前中からだったので病院にも行けず、体調不良ではあったのですが、とある大人の事情で休めず、身体だけはその場にいたものの、すべてをT先生にお任せし、座っているだけ。水を飲むのも激痛。喋るのも激痛。

 

 昼休みに廊下で、痛みをこらえて水を飲んでいたら、あまりに様子が変だったのでしょう。とある学生が声をかけてくれた。ゼミ生ではないけれども入学時からよく知っているK君。「先生、大丈夫ですか?」

 その声で我に返り、涙が止まらなくなって、N先生とT先生に連絡だけして、そのまま大学を退出し、大学横の耳鼻咽喉科に直行。

手足口病です。1週間の出勤停止です。大人がなると大変だけど、頑張ってね。」

「え?頑張ってって。何かすぐ治る薬とか……」(とゆっくり痛みをこらえて…)

「ないです。暑いから水分補給してくださいね。痛いと思うけど。」

 

 失意のまま、事務方に連絡し、そのまま退勤。帰りに何か食べなければと、コンビニでアイスクリーム購入。痛いけれども、冷たさは痛さを忘れさせてくれる。30分かけて、マンゴーアイスを本当にチビチビ食べました。数日ぶりに「美味しい」と感じました。

 

 帰宅後、噛まなくてもよいものなら食べられるんじゃないかと、ゼリー型の飲料を購入し、自己責任で、プッシュしながら「喉に投げ込む」作戦に出る。今思うと喉に詰まらせなくてよかったと思います。。。。

 

 Part.1はここまで。とりあえず、何か分かっただけでも安心。そして、ネットでいろいろ見ると、「子どもの手足口病」は発疹がでて終わることが多いが、「大人の手足口病」は長くなることを知りました。。。。
 Part.2は8/10にアップします。